クズとメガネと文学少女(偽)1巻の感想文

星海社より待望のクズとメガネと文学少女(偽)1巻が出版されました。

連載スタートが2017年2月14日でしたので、8月の連載分までで6ヶ月。

Twitter連動の4コマ漫画ツイ4での連載ということで、毎月14日から27日まで15時30分になったらタイムライン集合って感じで毎日読めるのが楽しい。

谷川ニコ先生の連載として現在「私が持てないのはどう考えてもお前らが悪い!」「ライト姉妹」と合わせ3本目となるものです。

表紙の織川さん、可愛いです。谷川ニコ先生の作品の中でも最もかわいいと言って全く過言ではありません。表紙のなんと美しくも繊細、耽美と呼べるかもしれない。

まさかこの猫目の少女があんなため息の出るほどの馬鹿とは。

初期はクズこと古河くんのサイコっぽさが表に出ていましたが、圧倒的に織川さんの馬鹿さに飲み込まれてしまったという感じです。織川さんの馬鹿さが明らかになるとともにメガネこと守谷くんが古河くんを読書の道に導く展開。

あと古河くんと守谷くんの距離が近づくにつれ、同性愛的な誤解を生む展開ですね。これも織川さんの馬鹿に属するものではあるのですが、これが引きずる引きずるという感じで押し流されそうになります。本当に今後付き合ってしまうのではないだろうか。

織川さんは馬鹿、守谷くんが古河くんを読書の道に導く、同性愛、1巻の主題三つの柱と言えるものです。

何書いてるのかちょっと分からなくなって来ました、読んだらわかる、というか、読んでも正直わからない。読書ってものが一応テーマに据えられていますが、びっくりするほど俗っぽい、何となくゲスい、読んでて共感性羞恥みたいな感じになってくる、先の展開が読めない。

だけど面白い。

もし感想がストーリーを語るものであれば、感想を書くことは難しい、どう考えてもこんな感じになってしまう。でも面白い。伝われこの気持ち。本当だろうかと思う方は是非ツイ4で読んでみて、気に入ったら単行本も買ってもらえたらなと思います。

http://sai-zen-sen.jp/comics/twi4/bungakushoujo/

こちらで読めますので、ぜひぜひ。

ワタモテとのコラボなんていうサプライズ4コマもあり、ツイ4アカウントをフォローしてから結構彩りのある生活になりました。生活を変えるツイ4。

ここからは単行本ネタバレになりますが、買おうかどうかって思う方には逆に読んでいただきたいかも。

書き下ろしに漫画とともに作中に登場する小説に対するコラムがあります。

谷川先生は原作(ネーム)担当と作画担当の二人組なのですが、原作担当の先生(谷川イッコと名乗られることもあります)の地の文を読めるという珍しい機会です。

今までは作者インタビューなどはありましたが、コラムというものを目にすることがなかったように思います。それが読めるというのは、私としては最大の期待がありました。

そして読んでみてわかったこと、谷川先生、読書家じゃない。驚きました。私も読書家ではありませんが、学生時代には毎日本を読む時間があり、それなりには読んで来たつもりです。作中登場の三島由紀夫作品も大好きです。

なので今まで読んで来た作品から三島作品をピックアップされたのだろうなと思って、趣味が似てる嬉しいな、とか考えていたのが思い切り肩透かしをくらい、そのまま前のめりに倒れこむ勢いです。

こんな読書について語っていない読書コラム見たことありません。語るつもりがないというか。

そんな作者が描いた読書テーマの漫画と思えば、今後に期待です。得難い体験と言えます。サッカーのルールはあまり興味ないけど選手のゴシップは好きな人の書いたサッカー漫画みたいな、たとえ最悪ですけど。

あくまで作者と作品は切り離して考えるべきなのかなと思いますが、これによって作品と作者、両方に対する愛情が深まりました。なので迷う方は単行本買って欲しいなと思うところです。

 

喪120の感想文

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!第120話の感想です。

前回に引き続き、引っ張ってきた打ち上げ会当日のお話。

クラスでの打ち上げという楽しげで賑やかな空気の中で2年生の振り返りをモノローグでやってしまうのではないか、などと予測していたわけです、かつての学食回のように。

前回盛り上げた分、冷めたもこっちが帰ってくるのかなと。

それがこうくるのか、と驚きました。もう毎回驚いている感じはあります。このところのワタモテは超展開といってもいいとおもいます、あるいは神展開。

なんともこっちが、焼肉屋さんという極限状態の中で普通に振舞おうとしてるし、万全とはいかなくともその場をうまく取り繕うとさえして、やらかすこともない。学食ぐらいのクラスメイトとの立ち回りは安定してできるようになっている。今回の心の声はもこっちが主で、いかにその打ち上げでうまくするかとか、話題をそらすかなどが中心です。

対比するように田村さんがクラスの中で居心地悪さと孤独を味わう役割を持ってしまう。全く想像できなかったし、すごいエピソードだと思います。

今回の田村さんは、田村さん登場前後、つまり修学旅行編あたりからのもこっちの味わってきた居心地悪さを再現して味わってるなと思ったところです。

席変えをして居場所がなくなるのは、修学旅行編初日の新幹線に似ています。

隣にいる南さんがあからさまに向きをそらして背後の真子と話するのはうっちー登場の野球部応援回のバスの中。

焼肉のオーダーの際に何でもいいって言うのは修学旅行で行きたいところを聞かれた時のままなので、同じ田村さんなんだなと感じますが、人との関わりで状況が変わってしまった。

吉田さんが岡田さんと会話しているのを遠目に見るところも、修学旅行編の自由行動の回で吉田さんを誘おうとしたもこっちそのままのイメージ。私としてはここが一番胸に刺さったように感じます。

ちょっと話はずれますが、こういう場は社会人になってから定期的に行われますね。忘年会とかなんだとか。そう言う時に席変えとかしようっていう流れ嫌いなんですけど、それで自分でリードしてポジションとっていく人、うまいなと思いつつもうざいなとも思ってしまいます。できれば普段会話しているグループで固まっていたいのに、乱してくれやがって、という感じです。

そういうのは体育の時間にペアになる人がいないというのよりも、もう一段社会性のあるぼっちあるあるになるなと感じました。田村さんあんまりクラスメイトと絡みがないなら、そういう経験値ゼロだと思うし、そうなるまで隅っこで固まっていられると安心していたのではないでしょうか。その辺を吉田さんに突っ込まれていますね。

そこから田村さんに真子、吉田さん、そしてもこっちが順に集っていくのは、あの嵐山の渡月橋あたりの展開が思い出されて、良いです。感動したという言葉を使うのが安っぽく思うぐらいに良いなと思います。上手く言葉が見つけられないです。

田村さんは田村さんなりにクラスの中で浮いてしまう自分と、そして居場所を発見したという感じです。

もこっちが煽って、吉田さんが受けて、その仲裁に入るって流れは田村さんにとってはルーチンワークみたいになってたとしても、それはそれで居場所だったんだということです。それをみなバラバラになるかもしれないその日に見つけた。

なので最後にわがままを言ってしまう田村さん、切なくもありかわいくもあり。京葉線は夜でもそれなりに本数があるので21時~22時でも10分に1本は電車が来ます。なのであと10分だけ欲しい、って言ってるんですよ。

田村さんの普段の考え方ならかっこ悪い、ダサいことだと思います。そういう自分を海浜幕張のホームに見出した。

ワタモテでそういうお話を読むなんて思ってもいなかった、そしてすごく心を揺さぶられました。

ライト姉妹単行本1巻発売とか色々

2017年4月27日、ライト姉妹、ついに1巻発売です。

およそ1年連載で最初の単行本。体感ではスローペースで始まったように感じていたのですが、それは第0話の印象からかなと思いました。単行本では野望4として収録されている短編です。

結構最初から飛ばしてますねって印象です。改めて読んでストーリー漫画してるなと思いました。姉妹の会話で、奏愛ちゃんのクズでオタクな発言と、辛辣な言葉を奏愛ちゃん以外にもラノベ作家やなろう投稿者へ向け、あるあるなのか、喧嘩を売っているのかという、そういうミニマルな繰り返しではなく、前へ前へ進んでいる漫画だなと思います。

発売当時はWEBで連載されるとも思っていなくて、このかわいい奏愛ちゃんと、ファンとの出会いの場は単行本発売まではだいおうじのみに限られていて勿体無いなと思っていました。その後の展開でだいおうじピクシブでの連載を読んで谷川ニコ先生の漫画に初めて触れる方もいらっしゃるようです。

かわいいキャラクターがびっくりするようなエグいことを、という作風で、可愛さの方も思いっきり振り切ったのがライト姉妹。姉妹をとりまくかわいいものまみれの世界は、最初から私の心を掴んで離しません。

ストーリーの展開も早く、かわいく、今一番期待していると言っても過言ではありません。

一巻が発売されて、いろんな人がこの表紙に惹かれて手に渡っていくのを想像するのは楽しいことです。

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地方在住でコンプってわけには行かなかったですが、ちょっと自慢させてください。どれもかわいい中で私は中学校の制服を着た奏愛ちゃんの色紙、とらのあな特典が一番好みです。色紙にサインペンで書いたようなライブ感があります。

電撃大王にも出張版が掲載されまいた。これは事前にほとんど情報がなくて、唐突にって気持ちで、単行本発売と同じ4月27日に入手しました。

いきなり電撃大王批判というか、そんな一言から入る、短編です。

リアルな話ばっかりしてる、ラノベ作家 クズで検索してみれば?とか、そんなセリフ、OKなのがいいですね。自由だ、自由にできた方がきっと名言が生まれるのかもしれない。

ライト姉妹名言集は確実に作れます。というか、単行本一巻がライト姉妹名言集です。

先月の電撃文庫マガジンの出張版、電撃大王の出張版、どちらも2巻に収録されたらいいなと思います。

本編のどこに挟んでもきっと面白い。だいおうじVol.43と出張版2編で、短編集という感じで一話になるのかなというそんな感覚です。Vol.43の本編が短くてちょっと寂しく思ってたのですが、ようやく一話分のピースがそろったなという感覚です。

是非一度、だいおうじピクシブでお試しで読んでもらって、気に入ったら単行本を手に取ってもらったら、第0話からの読者としては同志が増えたととても嬉しいです。

https://comic.pixiv.net/works/2567

ライト姉妹13話の感想文

コミック電撃だいおうじ連載中のライト姉妹、第13話の感想文です。

まずはじめに言っておきたいことがあって、コミック電撃だいおうじVol.44を買いましょう。

本屋さんにはなくとも、電子書籍で購入できます。Kindleとか、そういうやつです。

この表紙を見ずにライト姉妹を語るなかれ、そう言いたい。

最高すぎないですか?私は谷川ニコ先生の画集が出てほしいとずっと思ってる人なので、MAX最高です。おそらく予告編的な0話から14回だいおうじを買っていますが、報われました。毎回面白く感じてるから報われるも何もないんですが、ふとっぱらにもネットで読める漫画ですからね。

さて、巻頭カラー!まぁかわいい。ちょっと感想が溢れて出てこない。オタク用語でいうところの「待って」です。うまく言葉にならないのでコミック電撃だいおうじVol.34でもライト姉妹の表紙がカラーで見られることをお伝えして、本編に移ります。

モノクロのストーリー部分ではお話が進んでいくので、ごく短編でいつもの姉妹のミニマルなやりとりをするのと、複数人数でストーリーが進んでいくのと、組み合わせがいいなと思えるようになりました。

http://makuhari-baytown.info/caferestaurant/cafecolorado/

↑聖地です。

ここでチョコバニラワッフルを食べて、はぁーってなりたい。奏愛ちゃんの気持ちになれますね。

さて、締め切りが近い新人賞に応募するという王道の展開。話流れてる、そして期限を切ったことでさらに流れが加速する予感がする!

なぞの黒幕と化すおねいちゃん。一体何を狙ってるんだろう。でも明確な目的意識で行動してるのがいいですね。もし落ちたとしても価値があるというところにも目ざとい。そもそも頭がいい人ですから知略が巡って野望が動き出したというところでしょう。熱い。

環季ちゃんも登場。そして環季ちゃんも安心の水着回への伏線も貼られました。

佐藤さんもまた登場。夏休み遊びに来るってどんな話になるのだろう。

一気に動くなとキャラクターも物語も。

そしてまた次月は短編集の回とかでも良いです。いろいろキャラクターも動いてくれそうで、期待が止まりません。

連載一年経っても、おねいちゃんの身の上については一切わからない。

でもそういったお話の作り方は、私は好きです。奏愛ちゃんを観察する目を共有できる。ナンバーガールの先生もそうですね。

かわいいヒロインを読者に近い立場から観察してツッコンでいくキャラクターとしていてくれてもいいし、もしかしたらおねいちゃんの背景にある物語が急に展開し始めるかもしれないです。どうなっても楽しみです。

ちょっと色々あって、脳がやられているので、言語がおかしい。

色々って、ライト姉妹の一巻発売、そしてだいおうじの最新号、電撃大王の出張版、ワタモテの一挙ニコニコ生放送、クズとメガネと文学少女(偽)の連載。飽和しております。

多幸感にやられて、あろうことか谷川ニコ先生ご本人のTwitterアカウントに新刊発売後30分でmentionを送ってしまうぐらいのものです。お忙しい中を1ファンがお騒がせをしてしまいました。

チョコバニラワッフルをたべてはぁーってなってる奏愛ちゃんみたいな状態でした、カフェコロラドに行かずとも。

だいおうじピクシブではなんと二話分を更新され、第11話まで読むことができます。

佐藤さん初登場回で、コミックス収録の次の回からです。なんという大盤振る舞いでしょうか。

でも、冒頭に述べたようにコミック電撃だいおうじVol.44は買わないと損をします。買いましょう(いつもの閉め)

 

ワタモテ京都編MAP

ワタモテの京都編、大雑把なマップを作成しました。

この順番を辿ると、二日目の班行動のもこっちを追いかけることができます。

それにしても清水寺から一度北にある金閣寺を訪れ、その後また南に進んで伏見稲荷大社へいくという面倒な遠回りをしています。

なぜこのルートを選んだか?

白いもこっち「稲荷山山頂で、夕暮れ時の京都を見せたかったんだよ」

黒いもこっち「伏見稲荷からなら怪しまれずに京アニショップ!へ行けるだろ」

どちらも本当のことかもしれません。

ワタモテにより京都が再評価されようとしています。

嘘です。

個人的には谷川先生が取材のために宿泊されたという猫が自由に行き来する旅館、藤家旅館に泊まってみたいです。

もし京都へ行くなら、これらスポットに行くと、ああここでもこっちが吉田さんを怒らせたのかと感慨に浸ることができます。

クズとメガネと文学少女(偽)の感想文1

ツイッターで連載される4コマ漫画ツイ4で谷川ニコ先生の新作4コマ漫画「クズとメガネと文学少女(偽)」が連載開始しました。

http://sai-zen-sen.jp/comics/twi4/bungakushoujo/

こちらで掲載分をまとめて読むことができます。

今回は2017年4月14日~27日の14日に分けて14本の4コマ漫画が掲載されました。

恋をした?恋愛漫画なのか、ちょく!以来の谷川ニコ先生の恋愛漫画なのか?期待は高まります。

とはいえ、タイトルからしてもすでにマトモな内容ではないんだろうなという雰囲気がプンプンします。あと何と略していいのか全くわからない。とりあえず今後正式な略称が定着するまで、頭の中ではクズと呼ぶことにします。

クズ担当古河くん、偽文学少女織川さん、メガネの守谷くん。

いきなり狂った恋愛ゲームのような始まり方がキャッチーです。出だしからおかしい、ときめきメモリアル並みの強力サポートキャラ(田岡くん)の登場、そして走馬灯のような回想。何が「だいぶ遠くまできたねぇ」だよと、4コマの4本目で。古河くんの暴走が止まりません。

そしてやくみつるとイジリー岡田って。どこまで突っ走るのか。実名ベースでメガネに暴言を吐いていくスタイルには読者としても吹っ切れた感があります。イジリー岡田って出てくる恋愛漫画はないです、そしてそんなにイジリー岡田のプライベートについても知りたくはなかったし……。

古河くんのキモさ、イタさ、空回り、何もかもが面白い。開幕からぶっちぎりで恋愛漫画という4文字は忘れ去りました。

養いてぇ、もはや古河くんに感情移入は不可能、珍獣として観察する感じで楽しめます。

メガネの守谷くんはかなりマトモそう。彼としてはこんなのと図書委員を組まされるだけでも迷惑でしょうが、今後どうなるのか。三角関係とかになったら気の毒で、可哀想すぎてみてられないのかもしれないですが、ともあれ期待です。

そしてついに喋った織川さん、猫目クールはそのままに「アメリカ人」って、小学生レベルのバカ。

とうとう喋ったら開口一番バカだった、3人中2人がバカと判明する素晴らしい展開。

可愛いですね、羞恥に塗れる谷川ニコ先生の描く美少女。こういうのを見たかったんだ。できれば毎回織川さんのそういう姿を見たいと読者として希望するところです。

真ヒロインは守谷くんではないかという期待も含め次回4月掲載分を待ちたいと思います。

https://twitter.com/twi_yon

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ライト姉妹第11話の感想文

コミック電撃だいおうじ連載中のライト姉妹、第11話の感想文です。

めちゃくちゃ面白かった、ってことがまず最初の感想です。

今回の展開は大きな話の転機なのではとも思いますし、前回からの流れも引き継いでいます。

新たに登場した佐藤さん、環季ちゃんとは別の方向性のキャラクターです。ルックス的にも、性格としても。優等生キャラ、委員長キャラですね。谷川ニコ先生のキャラクターとしても今まであまりない感じかなと思います。

話が少しずれますが、キャラクターが増えると物語の転換点なのでは?と思ってしまうのは読者心理として仕方ないかもしれません。

環季ちゃんの時は、すでにデビュー済みの先輩に対して奏愛ちゃんがドヤ顔で吹きに吹きまくって見ているこちら側にも辛いぐらいの羞恥展開になるのではと想像しました。

でもあまりそういうお話にはならず、環季ちゃんが奏愛ちゃんに親近感を持って接しようとしているけど、奏愛ちゃんはそういうそぶりに気付かないというすれ違いのような流れになりました。

今回の佐藤さん、奏愛ちゃんのことを素直に尊敬してしまいます。触れたこともない世界の住民といった感じで、純粋に奏愛ちゃんのことを見下しもせず尊敬します。その結果、かつてない大羞恥心展開になってしまうというの、良かった。

匿名掲示板で自演をして叩きまくられ泡を吹いてピクピクとなっていた奏愛ちゃん、すごく可愛く私がライト姉妹に惹きつけられるきっかけのようになりました。

今回の泡ピク加減はさらにえげつないという感じですね。社会的に死ぬという言葉がオタク用語にありますが、まさにそれ。中学生ヒキコモリで社会的にまで死んでしまった奏愛ちゃん。

前回からの展開で新人賞を狙う!というおねいちゃんの野望がようやく動き出そうとしています。実際に動くかはまだわかんないですが。

佐藤さんも最初はツンとしたイメージで登場しましたが、すぐにフレンドリー。環季ちゃんもツンとした感じでしたが、奏愛ちゃんにデレデレなイメージ。

そして、忌憚なく奏愛ちゃんの心を、読者の心さえも砕きかねない辛辣な言葉を発するおねいちゃん。

そんな中でラノベ新人賞を狙う動きはどうなるのか。期待しています。

改めてでも、奏愛ちゃんの可愛さ、それがライト姉妹の最高なところです。

コミック1巻も4/27発売ということで、待ち遠しいばかり。

このリンクから第8話まで無料で読めます。7話からはちょっと間隔が開きました。

面白いの是非読んでみてください。

しかし、この谷川ニコ先生のツイート……

この子が佐藤さんです!めっちゃ可愛くないですか?

これふた月も我慢して待ってしまうんですか?

Kindleなど電子書籍版だいおうじではダウンロード時間を入れても30分ぐらいで11話まで読めます!超ハッピー!そして他にも面白い漫画も載っているのでお得すぎ、マジかよ。

もこっち、学校楽しんでるよね?

もこっちは、あまり学校に行きたくない子です。それはもちろん、学校では人一倍の孤独を味わうことになるから。夏休みを自宅で過ごす方が、何倍も気楽で喜びを見出します。

それは2年になって大きく変わることがなくストーリーが展開していましたが、夏休みが明け、修学旅行に行ってから徐々に着実に変化しました。

もう、もこっち、学校楽しんでるよね?

109を読んだ今、一人の読者としてそう思ってます。彼女を好きなので、すごく嬉しいことです。同時に自分の高校時代を振り返るに、少し寂しい気持ちになることも確かです。

もこっちは、とりあえず人付き合いにおいて、この人は、こういうタイプの人だ、って決めつけて、それで考えるのをやめて生きています。

だからもこっちの目を通してみた人たちって、薄っぺらです。

他者のことを掘り下げない。

でもこのところの変化として、人間関係が複雑になり、その中で今まで通り捉えている人と、そして例外的に一歩掘り下げた観察もするようになりました。

修学旅行の同じ班になった面々について、本編中の露出はたくさんありましたが、私もよく彼女たちのことを知りません。もこっちもまたそうでしょう。

読者としてはもっと掘り下げて欲しいなと思っていました。吉田さんの交友関係、もこっちの思うような型にはまったヤンキーではないでしょうし、そのバックグラウンドストーリーが垣間見えないかな。

田村さんと真子(姓を知りたい!)の間に何があったのか、うっちーやその友人、雌猫の間のグループ。

たくさんのキャラクターが増え、情報量は増えましたが、もこっちフィルターを通すと、全然どんな人たちなのかわからない。

例外というのはネモ、そしてネモを通じた清田くんなどのリア充グループです。

ネモの声優の一件、あれ以来どのような展開になるのかなと考えました。

オタバレを恐れるネモを組み込んだギャグになるのか。朱里ちゃん、真子、うっちー、それぞれがもこっち被害者としてギャグの要員に駆り出されました。

でも、待っていたのは「や」でした。あそこで私は違和感というか、怖かった。何かしらの悪い予感です。

でもそれ以降、グラウンドでのランニングのエピソードなど、ネモはアニメの話なんかも普通にもこっちとします。そして岡田さん、清田くんなどとの絡みも特に変化は見られることなく。ホッとしたのを覚えています。

あそこで随分とネモに踏み込みました。この人たちは、それぞれ別の顔があったりして、疲れそうだ、それなりに苦労してるんだなと。

今までリア充と型にはめていた人達にもう一つ複雑な内面があるのだと。

これはコントラストです。複雑な陰影がある世界と、フラットで薄っぺらな世界。これを谷川ニコ先生はっきりと使い分けることで、もこっちの世界の変化をくっきりと見せてくれます。

今、もこっちが感情移入できるとすれば、吉田さんより清田くんの方ができるんじゃないでしょうか。清田くんはリア充ぶっていながら、なんらか別の面があって苦労してるんだろうなと。

吉田さんは、ピュアヤンキーで楽そうだなと。

大きな違い、踏み込む深度の違い。

清田くんの「うぉい!」に鼻笑してしまったのだって、そんな観察ができているからこそではないかと感じています。

学校へ行って、軽く付き合う程度でも友人がいて、関心を持つ人もいて。

いつもの「学校行きたくない」から「行かなきゃよかった、と思わないでもないけど」への変化。

そういうのって楽しんでるっていうんじゃないでしょうか。

あの「ふっ」っていう鼻笑をみて、私はもこっちに、「学校楽しんでるよね」って初めて言う権利ができたように思います。

もこっちにしてみれば、それは絶対に否定するでしょう。

「たまたま悪くないって思っただけだろ、楽しんでねーよ」

ライト姉妹第10話の感想文

コミック電撃だいおうじ連載中のライト姉妹、第10話の感想文です。

今回、初めて姉妹でやり取りらしいやり取りをしています。おねいちゃんと渡り合う奏愛。新展開です、超展開と呼ぶべきかもしれません。

姉妹二人主人公がいるんだからやり取りをするのが物語として自然で、超展開も何もないはずですが、ことラノベ執筆に関しておねいちゃんと奏愛ちゃんの関係は一方的でありました。

おねいちゃんの要望、ともすれば無茶振りに対し、奏愛ちゃんがやすやす応えてしまう。こんな展開、これまで続けて読んでいれば超展開という言葉も納得してもらえると思います。

それに対して苛立つおねいちゃん。こんなやり取りなかったですからね。奏愛ちゃんの甘すぎる見込みや舐めた態度を咎めるというか、上からグーで殴るみたいな一方的なものでした。

ユーチューバーのくだりがなければ、おねいちゃんもそれなりに奏愛ちゃんとの関係性の逆転までにはいかないですが、緊張感を保つことになっていたかもしれません。

あくまでダメな妹の庇護者であるという関係を保つことが、おねいちゃんのアイデンティティーというか、姉としての矜持だった風でさえあります。

おねいちゃんは奏愛ちゃんのことを読み聞かせたりとか、膝枕したりとか姉妹仲は悪かったわけではなく、そういった甘やかすシーンは毎回見られました。

ただ、当たり前のことを言っていますが、今後もこのまま一方的な関係ではあり続けないのだろうと予測できました。

おねいちゃんがどんな人なのか、明らかになる可能性が高まりましたね!10話読んでもおねいちゃんが何者なのか全くわからないので、どうなってしまうんだとずっと思ってます。

前職のヘルプに呼ばれたりなど、おねいちゃんにはおねいちゃんの世界があることは確実なのでその辺りについてチラ見せしてくれたら、感情移入も深くなるというか、もっと想像が膨らみます。そういう気持ちです。

https://comic.pixiv.net/works/2567

この記事作成時点では第8話の掲載はまだですが、近日こちらで更新されるはずです。

ま、Kindleなどだいおうじ電子書籍版のバックナンバーを購入(※他にも色々面白い漫画も掲載されているのでお得)すれば最新話まで全部読めちゃうんで待つ必要ないと思うんですけど、どうでしょうか。

次回以降、楽しみになってきました。

 

ワタモテ10巻の表紙の話

谷川ニコ先生の最新巻、私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!の10巻がスクウェア・エニックスから発売されました。

連載5年を迎えてのついに10巻。

表紙は今までにない構図ですごく好きな一枚です。私はこのもこっち歴代一番かわいいと思います。

そのバックグラウンドにあるちんちん、おちんちん、チンコの連続にひるまなかった人はいないのでは?

でもワタモテを連載で追ってる人はすごく自然とこの表紙を受け入れられると思います。こんな漫画だから好きってところ、絶対あるでしょ。

もこっちの表情もいい感じで図太く、迷惑そうなりに視線を逸らさない智貴くんとか。

小宮山さん井口さんの脇キャラ感があって、小宮山さんもうちょっと前に出てくれてもいいのにとは思います。

私は4巻から単行本を買い始めた人なんですが、ネットなどでもこっちがかわいそうと言われる理由が当初よくわからなかったんです。

え?確かに寂しそうではあるけど、かわいそうではないでしょ、と思っていました。毎回きちんとギャグで落ちているし、かわいそうな部分はないと。

でもそれは私が電子書籍で買っていたからで、実際に本屋の漫画売り場で平積みにされている1、2、3巻のもこっちは本当にかわいそうに見えました。

周りのキラキラとした漫画の表紙の中で、居場所がないみたいなもこっちを見たときは衝撃を受けました。温度差みたいなものがすごいなと。浅瀬と深海の差です。

実際面白いから手にとって見てって勧めても、このかわいそうな子のかわいそうな話読むの?って感じかもしれない。3巻の表紙見て、1巻からこの子どんどんひどい目にあっているの?いじめでも受けているの?ぐらいの気持ちになりそうです。

それを表紙が良くないというつもりは全くないです。全てではないですがもこっちの一つの面です。もこっちを語るに外せない部分。

そこから巻数が進んで、図太いもこっち。5巻表紙の弟とのツーショットもどやって顔してますが、どちらかといえばイラストとしていい感じで本編ではあまり見られてない表情なのかなと思います。

10巻のこの可愛さは本編から抜き出してきたかのような、私の好きなもこっちです。

寂しい女の子がどんどん生き生きしてくる話なんだよ、下ネタを随所にちりばめつつ。と言って10巻からの印象から入れば、きっとわかってもらいやすいんじゃないかと思ったりします。

10巻を読んでいて、なんとなく6巻を思い出すなと、もこっちの部屋の話から始まって、小宮山さんが走って逃げる、低地であらそうなど。いや、ド低地と読んでもいいかもしれない……。

本編内容については、また別途改めるかもしれません。今は繰り返し読むのが嬉しくて楽しくて仕方ありません。