喪140と加藤さんのこと

喪140のこと

喪140で加藤さんの掘り下げ、来ましたね。

この更新までの3週間、期待しまくって、どんな展開になって肩透かしを食らうのか、みたいな想像がはかどっていたわけですが、思いっきりスピードのある直球を投げてこられて、さすが谷川先生!って気持ちになりました。

加藤さん、どんな人なのか。もこっちの評価としてはマリアさま、という彼女らしいもので、相変わらずもこっちはもこっちだなあと思うわけなんですが。

実際のところ私がどう捉えたかというと、加藤さんってリベラルな人なんだな、です。

もこっちは行動力あるし、悪いことや迷惑になるようなことはそんなにしませんが、偏見というのを持っていて、偏見に基づいて行動してしまうのは作中でなんども提示されてきたことです。

今回のもこっちの偏見は、私は加藤さんに釣り合わない、という自分へ向けられた偏見が最も大きかったし、もう一つ言えば加藤さんは変態なんかとは距離を置きたがるし、引いてしまうだろうという偏見です。

加藤さんみたいな綺麗な女性は、ちんちんとか言葉を発する変態のことは軽蔑する、綺麗な女性は綺麗なものしか見たくないだろうという、めちゃくちゃな偏見です。

それに対して、何がそもそも問題なのかわからない加藤さんというコンビが今回の見どころですね。

自分とは釣り合わないいい人である加藤さんに対して誠実にあらねばならないと心に決め、自分の変態性をどんどん語るもこっち。

それに対して「よくわからないけど今まで知らなかった黒木さんのこと教えてくれるんでしょ」と友好を深めたいシグナルだとして受け止める加藤さんという複雑な構図。

それに返すもこっちの「マリアさま(おかあさん)」って、最高に面白いすれ違いギャグだと思います。

加藤さんの人物像

加藤さんはリベラルな人で、例えば女の子はこういうことをしちゃダメ、もっと女の子っぽくしなさい、というような教育を親御さんから受けてないのだと思います。

あくまで個人は個人、その人はその人らしくある、という考え方ですね。もこっちももこっちらしくあればいいのであって、それに何か問題でもある?卑下する必要ある?って感じです。

ペニスとかいうのもそうです。女の子がペニスとか言って何が悪いの?って、そういう価値観を端的に表現してると思います。(※これはこれで単体のギャグ、村上春樹ネタとしてワタモテでも谷川先生の他作品でも取り上げられているもののバリエーションではあるのですが)

それはでももう一方で、型にはめられるのがいや、括られるのがいや、ということでもあるとは思います。

型にはめてくる人、括ってくる人のことは苦手なので、そういうのを避けるために加藤さんは周囲の人を冷静によく観察していると思います。

喪109「モテないし雪の日の学校」なんかでも、加藤さんはもこっちをよく見ているという感じがします。この回の加藤さん、もこっちにネイルを施すという作中でも印象深い存在なのですが、その前段の本を選んでもらいたいってところに、それを感じます。

この時のもこっちはキュレーター的な意味では真剣ですけど、相手を見て本をどう見繕うは結構偏見が入ってます。これを加藤さんがどう見ているのかはここだけでは判断できませんが、本を選ぶときの真剣さについてはしっかり見ている感じはありますね。

翻って南さんは、陰キャラだからキモい、アニオタだから陰キャラ、つまりアニオタだからキモい、という三段論法ができるくらいの括りと偏見の天才というところがあり、それは加藤さんは苦手なタイプだなってわかります。これらは喪128「モテないし回る」で描かれてます。

でもここで描かれている加藤さん、キレてるとか怒ってるんじゃないと思うんですよね、単にそういうつまんない話題には混ぜないで欲しいって態度で表してるだけだって捉えてます。

現時点で単行本未収録の喪135「モテないし仮面をかぶる」での加藤さんのメイクについては、多分いろんな意見があると思います。実はメイクが下手だ、という捉え方もありうるだろうなと思います。

これはでも直前で語られている、メイクというのは自分のためのもので、好きなことをするためのものというのを実践してるだけっていうのが私の捉え方ですね。

メイクが好きな人なのに、実践してみたら超下手っていうギャップでの笑いっていうのもあるかもしれませんけど、要は個性的というのをどこまで受け入れることができるかという、最初に書いたリベラルってことはそういうことなんだと考えれば、先にあげた3話と今回の加藤さんは矛盾なく繋がるなと思います。

加藤さんのキャラクター造形など

私は正直いえば加藤さんのような、物事を偏見なくフラットに見ることができる人のことを羨ましいです。そして自由に大学を選べること、そんなことを羨ましいと思います。

私にすれば、リベラルなものの見方ができる人って結構いい家庭に恵まれたのだなと思ってます、これ自体偏見ですけど。加藤さんはいい親御さんが偏見をもたせずに育てられたのだな、と思います。

そういうことを考えるのは私が地方の小都市の出身だからかもしれません。そもそも地方でリベラルなものの考え方をするのは難しいと思うんですね。

先ほども書きましたが、女の子らしくしなさい、男の子らしくしなさいに始まり、この人はこのようにしなさい、という括りと規範の押し付けの塊です。そこから外れようものなら、親、先生、近所の人に怒られまくるわけです。

だからリベラルな考え方の人は目立ちます。変な人とさえ捉えられます。

都市部、特に首都圏では、リベラルな考え方は許容されるし、そういった方針で子供を教育されている家庭の割合は多いように感じます。そういう空気を加藤さんからは感じられます。

喪140を読んで、谷川先生もそういうキャラクター造形もするんだなと思いました。ワタモテの中では珍しく、どこにでもいるような人ではない人。

今回の舞台である(架空の)青学のリベラルな校風、男女比3:7なんてお話と結構密接な関係があると私は思います。

私の過ごした地方小都市に、そんな空気はどこ探してもありません。それを求めれば県境を超え新幹線で600km以上離れたところに行かなければいけない。

本作の登場人物はみんな大学進学しそうです。現在のお話はそういう流れになってます。私の出身地では女子進学率は30%台に止まります。首都圏では男女共7割がたが進学します。

加藤さんもそうですし、もこっちの取り巻く環境、羨ましいなって私は隠さずに思います。

いまでも私は自分の中で根付いてる偏見との戦いの日々です。できれば区別したり差別したり偏見の目で見たりはしたくない、それを頑張ってます。頑張ってものをフラットに見られるようにしている自分にとって、まるで自然かのようにフラットに見られる加藤さんは本当に羨ましいなと思います。

ワタモテの世界、加藤さんの造形だけみても奥行きが深まってるなと感じます。どこにでもある風景にも見えるけど、私の身の回りにはなかった風景だなと。

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喪126と喪127の感想文

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!第126話と第127話の感想です。

2話まとめの感想文を書きます。

ワタモテとディズニー両方のファンとして、ディズニーランドを楽しむという観点で書こうと思います。

喪126

まず喪126を読んで思ったのは、これ智子が全然ディズニー楽しめないやつじゃない?ということです。あれじゃ遠足というとネモの顔を思い出しても、アトラクションのこととか全然思い出さないんじゃないかな?

ネモなんて去年も来たとか言ってます。楽しいディズニーでなくとも、黒木さん観察ディズニーでいいわけです。黒木さんいじりディズニーでもいいわけです。むしろ黒木さんチームと一緒にディズニー行けるほぼ唯一の機会だろうし、積極的にそれを楽しみたいって気持ちですよね。

ネモにはネモなりに見出すストーリーあるんでしょうけど、智子にしてみれば知ったことかです。

智子って、ディズニーランド一生に何度も行くタイプだと私は思いません。少なくとも自発的にはいかないと思う。ゆうちゃんに誘われたら行くかもしれませんが、高校生でチケット6,400円ですから。中古のゲームなら3本買えるぐらいの価格です。

その分特別に思い入れなんかないと思いますね。せっかく行くんだから楽しもうという気持ちは今のところはないと感じてます。近くにある葛西臨海公園にいっても感想はあまり変わらないとかそういう感じ。

これがうまくいってかけがえのない思い出になればいいですけど、この後のエピソードにはそういうのも期待したいところです。

スプラッシュマウンテンで智子がアトラクション内部の装飾が綺麗だなと見とれているところに、「でさっきの続きだけどさ」って無粋にもほどがあります、根元さん。

智子はくだらないと思って見下していたようなところも実際に行ってみれば悪くないと思うような素直な子なのに、水着着て海行ってもそれなりに楽しかったなというぐらいに純な子なのに。これは人との絡みでワタモテのお約束がひとつ破壊された感じは受けるんです。

最終的によくわからんが忙しいけど楽しかったって智子が思うなら、私は遠足編よかったなと思うだろうなと思います。

喪127

喪127、吉田さんガチだったと思い笑いました。以前書いたシングルライダー説は見事に外れましたが、カントリーベアシアター朝一はそれはそれでマニアすぎて喧嘩になって当然です。(本編で田舎のパンダ合唱団となっているものは、当ブログではカントリーベアシアターと表記します)

カントリーベアシアターって人が着ぐるみをつけて歌ったりダンスしたりするものではないんです。クマ型の機械(ロボット?)がでてきて、プログラム通りに動いて、録音の音楽と声が再生されるというアトラクションです。機械によるショーです。

開拓時代のような古い時代のアメリカを想像させる薄暗いホールの雰囲気を出しているので、ライトのつきかたとかもあいまって、メカクレさんのいう言葉も、同意はしないけどわかる。

主にお子様に人気のあるアトラクションです。でも親子連れが最初に選ぶアトラクションでもない。だから朝一に来れば貸切状態で思い切り手を叩いて声援を送れます。

機械に生身の人間が声援を送るってなによですけど、ディズニーランドはそういった機械仕掛けを楽しむという場でもあり、そして唯一の場のようにも思います。そこに価値を見いだせるかどうかは、どれだけディズニーランドを余すところなく楽しみたいかという気持ちにもよります。

カントリーベアシアターのような機械仕掛け主体のアトラクは減っていってるのが現状ですが、いまでもアトラクションで並んでいる人を楽しませるような機械仕掛けは新しいアトラクにもそこここに配置されていて、私はそこにディズニー魂を感じるところです。

ディズニー好きであれば、クマの機械を前に声援を送ることで一気に非日常の魔法の国に没入していくことができる。上げて行くことができる。

でもディズニーランドをジェットコースターなどが主の遊園地と思っている人に機械仕掛け主体のアトラクを朝一から全開で楽しんでいけ、と言われて引くなという方が難しい。なのでメカクレさんの反応は正しい。吉田さんもそうやって世間にもまれて大人になって行くんだなとしみじみおもいます。

カントリーベアシアター朝一というのは、ディズニーランドを表層的にしか理解していない漫画家には絶対に描けないギャグであることには違いありません。

でもそれらがあって、喪126、喪127の心から楽しそうな吉田さんの姿はまさに癒しです。

智子が主に自分の体面と、田村さんのことを気を使ってスティッチのアトラクションに積極的に参加したことによって吉田さん自身も癒されている。

これは別に智子が吉田さんに気を使ったわけでは一切ないけど、吉田さんはそれを見て楽しい気分になった、プラスになったということの意味はここ最近のワタモテのエピソードのなかでかなり大きいと感じました。

「子連れの父親でも選ばれるのか!」って「あんな罪のない子供にまで!」みたいな感じで言葉にする智子が可愛い。

というわけで喪126と喪127のまとめに入っていくと、真子めっちゃ可愛いという以外に言葉はありません。きっと天使なのでしょう。

 

喪125の感想文

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!第125話の感想です。

振りのあったネズミーへの遠足ですが、前回の熱も冷めぬままに遠足編へと突入しました。

遠足が始まる、ってなかなかすごいタイトルですね。何回このエピソードが続くのかはわからない。ワタモテで学校イベントがあると、体育祭、卒業式、遠足、一回では終わらないという流れが確定しています。

智子としてはもう遠足だるいから休みたいみたいなのはないんだなと。田村さんや真子と、じゃあ明日また遠足でね、という別れ方をしているとすれば、休む道理はないですね。別に不真面目っていうのではなく、みんな楽しそうな浮ついた場にいるのが嫌いという感じだと思います。そういう場に身を置くことがそんなに嫌ではなくなった。とはいえ、一応こころのなかでは文句は言ってますね。放任しすぎだろうと。抵抗は少なくなったけど、別になびいている感じではないです。

さてここで、吉田さんが他の奴らと回る、と見たことのないような微笑みをたたえているわけですが、私が想像する吉田さんのネズミー(今後ディズニーランドと呼称)での行動予定を書いて見たいと思います。ここで吉田さんはガチのディズニーファンだという、これまでの描写から見られる想定を前提としてお話ししていきます。

それほどディズニーランドが好きっていうほどでなく、高い遊園地っていう感覚の人たちと行動をともにすると、回るアトラクションの数や見られるショーの数が激減してしまうのです。

ディズニーはまず開幕ダッシュするようなものだという、ある種のスポーツであることを知っていただきたい。

意識低い人たちと一緒にちんたら回ってたら、三つ四つぐらいしかアトラク回れないものです。あ、あれ美味しそう買っていこうとか、おめでてーな、小一時間問い詰めたい。そういうものなのだということを共有しておきたくこれを書いています。

それに加えてディズニーのアトラクションにはシングルライダーという制度があります。これは一名様のお客様を別の待機列に並ばせて、団体さん複数人数乗りのライドでできた一席の空席に割り当てていくという制度で、これは通常待機列よりも短い時間で乗ることができます。ファストパス(予約券)とっての待ち時間、シングルライダーでスプラッシュマウンテンを二、三周するとかブン回りできてしまうのが単独行動の良いところ。

同程度の意識を持つ友達とでなければ、単独行動の方がよほどうまく回るのがディズニーのあり方であり、一匹狼である吉田さんにとっては最良の選択のように思います。

吉田さんの微笑みから読み取れるこれ、全く当て外れだったらディズニーに興味のない人にすごい無駄な文章読ませてしまったのではないかという一抹の不安もありながら、いちディズニーファンとしてディズニーランドを素晴らしさを知ってもっと好きになってもらいたい!という気持ち。

その後のなにやらもめた後みたいな吉田さん、一体なにがあったのか。これについてまで邪推をしたらしすぎな気がする。多分北関東のヤンキー(クズとメガネと文学少女(偽)より)ともめたということに私の中ではなっています。

この吉田さんの行動の読めなさと後半の展開、なにかしら今回の遠足について大きな鍵を握っているように感じるところです。具体的な予感としては根元さんと岡田さんについてですね。

序盤であそこまで仲が悪い、とくに鈴木くんが怒るぐらい、というのは日を置いてどんどんグループの雰囲気が悪くなっているのが空中分解寸前まできている感じです。

どういった理由でここまで仲が悪くなったのかは今後わかるように描かれるのかなと思いますが、そろそろ仲直りしてほしいなという期待も込めつつ。

吉田さんは岡田さんとは会話する関係で、岡田さんと根元さんの関係性の変化には気が付いていることでしょう。なので根元さん側のケアに吉田さんが自主的に入るというのは、卒業式などで見せた男前さ加減から不思議なことではありません。

おんなじように考えるなら加藤さんは岡田さん側のケアに入ってるみたいな気がします、前回でもそうかな。とにかくこの仲よかった2人の仲違いを気にしている人はたくさんいると想像できます。そのわりを食わされている南さんが不憫だけど、かわいい。いえ、不憫ゆえにかわいい。今回の裏の主演女優賞は、南さんです。これは大変重要なことなのです。

加藤さんがあれ?南さんも来るのっていうのは、根元さんとの話を切り出すタイミングが減っちゃうからだと思うんですね。

うっちーのこと、いつも感想でスルーしてるけど、ギャグ要素を1人で背負って200%人を笑わせてるの本当にすごいと思います。今回でもうっちーがあれだけのボリュームで取り上げられてるのが嬉しくて仕方ありません。面白いもの、真子が宮崎さんに連絡してあげるというところとか、今回更新深夜だったけど声を出して笑いましたから。それ以上言いようがありません。

この新生黒木パーティーを外側から面白いグループと表現する根元さん。このグループで修学旅行前からの黒木智子を認識しているのは根元さん1人です。あとのメンバーははぐれもの同士がなんとなくつるんでるという感覚で、変化って気持ちはないのかもしれない。智子も本人には多少の変化はあるとしても、取り巻く環境の変化がものすごく大きい。

そういう中に、観察者みたいにして入ってきたネモ。でもあのハハハって言ってるカットは根元さんにも岡田さんとのことがそれなりにダメージを与えているのかなと。どことなく捨てばちさを感じるというか。お前のせいでこうなったんだぞという当てつけのようなものも感じる。

今回からスタートした遠足編は根元さんにフォーカスが当たるように思います。修学旅行編で田村さんと真子が仲直りしたとかそういう感じ。

でも不思議な漫画だなと思うのは、クラスの中でひとりぼっちだった頃の智子の方が、作品の中での存在感が大きかった。そして今クラスの中に居場所ができた智子の存在は読者の中で希薄になる。

それはあえての演出だと思います。クラスの中で居場所のある智子が依然一人称を独占して、それまでしてきたように読者に語りかけるようにすることだってできますからね。

このところの智子の存在感の希薄はどんな意図があるのかはわからないです。あえて狂言回しとしての立場さえ持たない智子のあり方には不満というよりなんらかの意図を読んでしまいます。

もはや群像劇なのだからその回その回にフォーカスを当てるキャラクターが変わって当然という見方もあると思います。

しかしながらこれは智子が成長しているように見えながらも、それは取り巻く環境が変化しているだけで、外的な影響によってほとんど変化していない停滞の時期であるというトリックを作り上げているようにも思えるところです。

ワタモテ感想文へのリンク2017/11/3版

ワタモテ、超盛り上がってる中で、普段ブログに感想は書かないけどついつい書いちゃったって人はいないかなとGoogle先生に問い合わせて見た結果、ものすごくたくさんある!当たり前ですよね、って気持ちでそのリンクを貼り付けてみます。

まず今日あらたに見つけた感想記事へのリンクを貼り付けます。

英語は英語で洋ゲー堪能する願望

わたモテ感想 [喪123]モテないし弟が3-5にくる

http://gyuntor.seesaa.net/article/454386143.html

なるほど、ダンボーさん。たしかにダンボーさんって● ▲ ●。この呼称が正しいのかもしれない。このところの更新日の盛り上がりを楽しんでいらっしゃる方のようです。

他にも様々な媒体の作品をレビューしていらっしゃいます。

G・A・M BLOG

『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』第124話更新~あらすじとネタバレ感想~

https://shocoturn-gamblog.com/1453.html

かなりがっちりしっかりしたレビューサイトです。更新頻度がすごい。

ワタモテは喪122からレビュー始められているようです。

マニアインデックス あいあむくれいじー

ワタモテ、 喪122 喪123 感想

http://maniaindex.blog.fc2.com/blog-entry-87.html

喪121から感想をつけられているようです。コミックに並んでいたら買う程度と書いてらっしゃいますが、続けてくれたら嬉しいですね。

5階にいるマヌケの日記

「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い喪115後編」を読んで

http://blog.livedoor.jp/medaka_sama/archives/51406678.html

この記事の他にもワタモテの記事がいくつもあります。しかし普段のブログの記事、難しい。

ワタモテの感想書いたらアクセスが増えたと書いていますので、また書いてもらえるとうれしいです。

オレカラジオ-NEO もっともっと俺たちの戦いはこれかラジオ

第18回 「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! 喪120」を語ろう

http://orekaradio.seesaa.net/article/453700961.html

PodCastだ!検索してて初めてたどり着いたPodCastです。ワタモテは変わった、群像劇になったという感動が声色にあふれています。

感想を聞くって新しいし、楽しいですね。

幻想世界 ――二つの世界の境界線――

わたモテ 喪120 感想 ゆりちゃん切ない切ない切ない……

https://ameblo.jp/pipimira12/entry-12308661016.html

強い気持ちが伝わってくる、長文感想です。喪120はとりわけ心を揺さぶられる回ですから、まさか感想を記事にするなんてという気持ちすごくわかります。

喪122の感想も長文で読ませてくれます、どんどん書いていただきたいです。

どぎめぎが目を覚ましてる

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! – 紛れもなく、青春群像劇

http://dogimegi.blog.fc2.com/blog-entry-70.html

すごい、イラスト付きだし、余すことなく語っていらっしゃいます。気持ち全開というのを感じ取ります。喪122の感想だというのに、ゆうちゃんときーちゃんにさえついて語っている。

ラジカルだけどめっちゃ好みです、こんな調子で毎話書いてもらえたら楽しみが一つ増えます。

レギュラーサイト

滅びゆくじじい

http://horobijiji.blog.fc2.com/

最大大手、まだ読んだことがないというのならぜひ読むべきですね。未来人がワタモテについて情報を得るとき、ここから得ることになるだろうというレジェンドサイトです。でも本当にすごい、これだけの分量に加えてすごい量のコメントに全部お返事されているなんて。読者がつくとプレッシャーなどもあると思いますが、末長く続けてください。

ネット弁慶Aのブログ

http://d.hatena.ne.jp/matui0001/

まだあまりワタモテの感想サイトというのを意識して読んでいない頃からネット弁慶Aさんのブログは拝見していました。ちょっとお休みされるということで書いていらっしゃいますが、また気が向いたら書いて欲しいなと思います。

ナンバーガールの感想などあるのも谷川ニコ先生のファンとしては嬉しいところ。

うざっしーのアニメ批評

https://blogs.yahoo.co.jp/uzassy

私の知る限り最速感想サイト、更新から2時間ほどでアップしてらっしゃいます。面白く思われた時と、そうでなかった時の空気がすごくわかりやすく伝わってきます。喪111あたりから毎回レビューされているようです。すごく早いしどストレートな感想が読めるので、私なんかは影響を受けてしまいそうで、アップされてすぐには読めない強いサイトさんです。

場末の。

http://ciel-machine.hatenablog.com/

すごい人気あります。喪112からレビューを書いていらっしゃいますが、一番の勢いがあるのではないでしょうか。検索したらまず場末の。さんが出てくるので、本当に強いサイトだなと思います。

読めば納得です、どんどんこれから伸びていって欲しいサイトさんです。

ニーサンの○○について語ってみよう

http://ch.nicovideo.jp/nisedaiti

考察が多く、またかわいいイラストがたくさんあるのが特徴です。各話を追いかけつつも過去話の話題も含めてワタモテ語りしていくのが面白く、いろいろなキャラクターなどについて考察していって欲しいなと思います。

見つけたでーってことで参考にしていただけたらなと思います。ワタモテの感想サイトも今熱い!

 

喪124の感想文

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!第124話の感想です。

田村さんが真子を殴ったという所のショックからまだ立ち直れていない……、という状況で書いていこうと思います。

いきなり1ページめから交錯する3-5の人間関係。2-4である程度なあなあな関係だったものが大きな変化を遂げている、これはただ事ではないなというスタートです。

ゆうちゃん、智子、小宮山さん、いつもながらのゆうもここみ、友モテトリオのカフェのシーンまでの導入が何か不穏です。今までならカフェ集合からのスタートでした。

そこからはいつものトリオ漫才、まさにお姫様を楽しませるお道化、お笑い芸人という小宮山さんの意見は全く正しいけど、ゆうちゃんにはバッサリ切り捨てられ、また弟の話が出て智子がプッツン来るという流れ、この流れの中に田村さんと真子が割り込みます。

しかも田村さん超機嫌悪そう。これは尋常ならざる空気。そこからの暗い展開にどんどん気分が沈んでいく。

この田村さんが退屈そうにする話だって、明るい雰囲気で語られてたら修学旅行のサブストーリーとしてクスッと来る、もこっちらしいエピソードだなーって感じじゃないですか。それなのにこんな形で披露されるなんて。

そして真子が殴られる、えーっ、嫌だ。

そんな感じで、次回まで暗い気持ちで待とうと思います。

(おわり)

気持ちを取り直して、続けていく訳なんですけどね。

今回はゆうちゃんと小宮山さんが再開したストーリを半ばなぞったようなお話だと思います。でもあの時は、旧知の三人のお話で今回のものよりよっぽどゆるく、心温まるようなお話でした。

前述の田村さんから真子への暴力も、小宮山さんがもこっちの襟首をつかむという暴力になんとなく添っているようにも思える所です。随分と激しさは違いますけど。

田村さんの独占欲みたいなものがもこっちにさえ向いてしまうというのが、辛い。これは人柄なんでしょうね。智子を「もこっち」と呼ぶゆうちゃんに対して、独占欲が高じて私はお前と違ってこんなエピソード知ってるんだぞとマウントを取りに行く。これは多分今までもあったことで、真子は直接向けられたこともあるし、田村さんが他の人に向けるのも見てきたのかもしれない。

なので通りがかっただけなので、と軽くスルーしようとするのは、真子としては賢い行動。

真子は真子で臆病だけど、田村さんの気性についての理解は深いし、今まで振り回されてきたのかもしれません。そういうの考えると、田村さんが休んだ日のお話で真子がお弁当食べていて気分悪くなってしまうというの、また別の意味が出てきてしまうし辛い辛い。そんな酷いものではないけど、心の傷みたいなものです、大げさでしょうか。

真子が臆病で、田村さんの悪いところを出さないようにしようとすると、田村さんは逆に掛け金を釣り上げるように真子を追い込んで行く。それも意識的ではないんです。殴ってから我に帰ってますからね。

田村さんの孤独というのは、そこなんでしょうね。なまじ普段が冷めた、平然として動じない雰囲気なので、あたふたするもこっちみたいに憎めいないって言葉が出てこない。

もこっちが独占欲丸出しで、小宮山さんに対して弟のこと言いまくるのと実はあんまり変わらないです。タイプの違う2人だと思ってましたが、実は似ていた。そして孤独なのも一緒。

ただ、ショックだショックだと言い続けていますけど、ゆうちゃんによって場をおさめてもらい、これからが描かれたことは本当に希望が持てます。

ゆうちゃんって、どんな人なのかとらえどころがなかったけど、もうよくわかった、そしてやっぱり物語の要を握る大切な登場人物、私の好きなキャラクターです。

ゆうちゃんは友モテでホームラン級の馬鹿って表現されてましたけど、なぜ中学時代ホームラン級の馬鹿が高校デビューできるのか。高校デビューは戦略と戦術の塊というか、ものすごく頭を使わないとうまくいかないことです。目標を立ててキャラを作る訳ですからね。もちろんコミュニケーションに使う頭と、勉強に使う頭は全く違うことはわかります。

でも今回ゆうちゃんの行動や言動を見ると、ものすごく頭がいい。今回の登場人物の中で一番賢い。もこっちはそのことについて恥ずかしいって言ってますけど、それはゆうちゃんの賢さを理解できないからです。

ゆうちゃんって成長したんだなとものすごく実感したエピソードです。ずっと見守ってきたわけではないですけど、中2の始まりから高3までのゆうちゃんを見てきた中で、ものすごい成長を見せています。メンタルにしろ、コミュニケーションの強さや、人を見て一番いい動き方を見つけるかしこさ。

ここに本編には描かれてない部分のゆうちゃんの苦労や試行錯誤などがみえ、ものすごい成長曲線を頭の中に描く。そしてついに中2のゆうちゃんが高3のゆうちゃんと矛盾なく綺麗につながった!

ここが私として本当によかった、このエピソードいいなと思うところです。

ゆうちゃんが田村さんに語りかける「私は中学のもこっちのこと話ししてあげるから」って台詞、たまらなくいい。

中学時代のもこっちや小宮山さんとのエピソードがこれから田村さんたち修学旅行以降のメンバーにも共有されていく。

つながった、私が愛していた中学時代のゆうもここみトリオ、そして現在の新しい展開のワタモテ。嬉しい嬉しい。

これからどんな風にこのつながりが活きてくるのかはわかりませんが、きっと物語で見事に花咲く日がくる、その日が待ち遠しくて仕方ありません。

喪123の感想文

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!第123話の感想です。

バラエティ豊かな智子をとりまくキャラクターたち、そこに智貴くんとのシナジーをいきなり投げてくる谷川ニコ先生。

私はもうちょっと貯めてから投げ込んでくると想像してたので、意外性があり、また面白かったです。

シナジーというより初顔合わせ的なものじゃないかと言えるかもしれませんが、実際に作用のようなものは思いっきり発生してますからね。主に小宮山さんについて。

二年生の時の辞書借りに行ってやるからな!と比較して、あの時の智子の邪悪な笑顔はなんだったんだろうと。ついに高校の中でも上に立てる人が現れたことについて喜んでいた(?)のかもしれません。

今は上から接するということにこだわりなく、フラットに接する人が増えました。といっても智子の中では軽く見下しているところはあるように思いますが。実際に下に見ている小宮山さんと同クラスになったことによる効果は見過ごせないところでしょう。

上に立っていると思いこんでいる時の智子は言動が普段のおどおどしたものではなくなるし、傲慢で第三者からの見た目はよくないはずですよね。小宮山さんを普段通りに煽りまくる智子をみた田村さんや真子、吉田さんは果たしてどう思うのか。仲よさそうだな、あの二人って思うならそれはそれで面白い。智子と小宮山さんは中学時代からの腐れ縁ですから、外からとやかく言われることではないと二人とも思うかもしれません。

今回は智子がその場にいないことで、そういう事柄を先送りにしているようには感じました。前哨戦ということで、その日が来るのを楽しみにしています。

ディズニーへ行くことをはにかみながら楽しみにする吉田さん。はにかむ吉田さんという大サービスかつディズニー遠足フラグを立てて行く、なんて欲張りなんだろう。個人的にはここが一番良かったんです。智貴くんのヤンキー観を含めて。コゾーか?ってせりふが良すぎ。

うっちーの奇行、ポテンシャルさん(仮名)のアスリートのごとき熱意、もはや普段通りの小宮山さん。ねーちゃんの周りには変な人しかいないのかって、わずか数分の間に出来事が起こりすぎですね。こいつって意外と普通なのか、ってかなり重要な締めくくりです。ある種のマイルストーン的出来事というか。

ただでも、一言言わせてください、小宮山さん好きとして。そこまで引かなくていいじゃないか、伊藤さん。恋する乙女をドン引きしないで。伊藤さんそこまで小宮山さんの智貴くん関連の奇行見てないじゃないか!私たち読者とは違って!

と書いて思ったんですが、廊下で軽やかにバレエやってるぐらいだから、伊藤さんのまえでも夢の中みたいに過ごしてたんでしょうね、やっぱり伊藤さん無罪、ノットギルティということで結論が出ました。

喪122の感想

私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!第122話の感想です。

来るか、来るかと待ち焦がれていた、そして何かしらの不安も感じていた3年編スタートの始業式、ファンの気持ちに応えるような素晴らしい盛り上がりと余韻のある一回になったと思います。

と書くと冷静に静かに喜んでるような感じですが、実際の気持ちとしては買ってあった宝くじ一枚残らず全部当選した!みたいな感じで、おかしいほど喜んだし興奮もしました。

何と言っても小宮山さん。小宮山さんのファンとしてはこのところ準レギュラーであった彼女が、再びレギュラーキャラとして返り咲くとすれば本当に嬉しい。もこっちと小宮山さんが低地で争っていた頃が大好きだし、ワタモテという物語がキャラクター寄りに展開していくきっかけになったように思います。

思えば随分とワタモテも漫画っぽくなったなと。漫画作品に漫画っぽいというと語弊のある表現ですが、漫画的な表現はとても控えめだったと感じていて、特に初期はもこっちが全ての漫画的表現を背負うことでバランスを取っていたように思うのです。

ツノがあるボサボサの頭、絶え間ないクマというキャラクター性。幾分か平均より劣ってるんじゃないかという自意識を持つ私には、平々凡々な高校生が主人公の物語よりも感情移入しやすかった。かといって劣等生というわけでなく、だらしないだけという湯加減もよく。

周囲に必要以上のギャグメーカー、トラブルメーカーになるような突飛な人がいなく、ギャグの中に淡々とした静かさがある、そういうところがワタモテという物語について行きたいなと思わせるとても重要なポイントでした。

それが小宮山さんという実質的なライバルキャラが登場して物語が転がり始めたな、と感じていたこともあり、小宮山さんは好きだし思い入れがあります。

そのような淡々さ、キャラクター性がもこっちへの集中していた時期から、今回のワタモテは想像できないぐらいバラエティとキャラクターに溢れかえって、とても漫画っぽい。

うっちーが >< こういう目をしてゴロゴロ転がるなんて、初期ワタモテからは想像できないけど、もはや今では最高にかわいいという感じになってます。

ライバルキャラってくくりで見ても小宮山さんが同じクラスになるとともに、ネモも同じクラス。小宮山さんの友人伊藤さんも同じクラスで、彼女ももこっちのことをどう思っているのかはわからない。丸い目玉のポテンシャルさんもどことなくライバルっぽさをたたえています。

このライバル(?)キャラが多いってことだけでも、どれだけ無限の化学反応を生むか。

南さんのように物語内でも特殊な、もこっちと関わりなく外部から嘲笑するような読者の嫌われ者になりそうな人まで同じクラスになってしまった。シリアスにもなりうるし、それまでのキャラクターが崩れていくギャグ展開への期待も含んでいます。

それら今後への期待をこの一回に詰め込むクライマックスに、ネモともこっちの競り合いを持って来る。

上等、黙ってやられる訳じゃないぞ、と掛け金を上げて行くような展開の凄さ。

これが今のワタモテだ!と叫ぶかのような気持ちで、これまで積み重ねてきた物語だからこそできる緊張感とカタルシス。

ネモがその場の衝動でやってしまったことも、清々するだけでなく、後悔含んでもこっちと同じくぷるぷる震えているところが、私の心も震わせる。これはネモともこっちのいくらかトゲトゲしたやり取りの決着ではなく、これからのテーマの一つとしてドンと構えたと確信するところです。

これからのワタモテ、もっともっと面白くなるって読者みんなが思っただろうな、そんな気持ちで一つになれた、こればかりは疑いようもないところです。