喪97の刺さり方私感

刺さり方、についてだけ。

これはオチがないので、次回か、何回か持ち越しエピソードのお話になるのかと思います。

今回は徹底して拒絶されるお話です。

あいつら、の中で歩み寄れそうなネモに対して歩み寄った結果、拒絶されて、ネモをあいつらの中に返すって、それがもこっちの心境になると思います。

前半部でもぼんやりと田村さんに拒絶られてるのかなと思ったりしてるのも、お話の流れの作り方なのかなと。

序盤に初期のようなギャグパートが集中してるのと、かりそめに数人に受け入れられて、拒絶されるってコントラストが強い印象です。

単行本でしか読んでないのですが、例えば願書回の終わり方で翌週を待つってどんな気持ちだったのかわからないのが勿体無いです。

あれは単体で読んでいつも通りのバカと思うか、さすがにちょっと今回ダメだって意見で別れそうかなと。

もこっちの帰りを待ち構えつつ、拒絶ったキャラクターって他にいないと思います。

そういうふうに捉えるなら、ぐっさりと刺された気持ちになるんじゃないでしょうか、異色回って思いました。

繋ぐお話だと思うので、ネモともこっちのお話に今それほど多くの感想を持たないでおこうって思います。